<<戻る アマハジ
ところで昔の沖縄の民家には玄関がなかったので、客はアマハジから室内に上がっていました。 上がらずにそのまま板の間に腰掛けて、茶飲み話を楽しむ風景も見られました。 アマハジは室内なのか、室外なのか、その認識は曖昧で、いわば内と外とが交流する緩衝地帯であり、外来者との接客の場でもあったのです。 アマハジを支える柱には、チャーギ(槙)などの自然木が根株付きで使われています。 アマハジが作り出す陰影は、沖縄民家の愛すべき個性のひとつと言えるでしょう。