十六日祭(ジュルクニチ)

十六日祭
旧暦の1月16日は、『十六日祭』

お正月(元旦)が、生きている人のお正月であるのに対し、グソー(あの世・後世)のお正月と言われている。
旧盆のように、お墓の前に、親族が集まり、重箱を広げ、線香、ウチカビ(紙銭)を用意し、三線を奏で、墓参りをする。
先島(宮古・八重山諸島)や沖縄本島北部(山原・やんばる)では、今尚盛大に行われ、航空便も満席になったり、先島の学校は午前中で終了。

沖縄本島では、清明祭(シーミー)が盛大に行われるが、先島では逆にその光景はあまりみられない。

ご先祖様が身近な存在である沖縄独特の行事である。


十六日祭重箱の一例
お墓の前。親族で食事風景。