*** 大学4年生の夏。インターネットで職探し
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沖縄に住もうと決めたのは大学4年生の夏でした。
そろそろ就職活動を…と思い
実家に近い関東近辺で数カ所見学してみたものの、
どうもピンとくる場所がなく、なぜかと考えたら、
『余暇を楽しめる場所』
という私の中で一番大事な条件を
満たしてくれそうな場所がなかったのです。
同時に、自分の仕事で将来海外協力ができたらいいな
と、漠然と考えていたので、
地域に密着した活動ができる場所、
というのも就職先の条件でした。
しかし海外でいきなり働く自信などないので
日本の中で余暇を楽しめ地域密着できそうな所…
結論として私が求めた理想的な就職とは、
「南の離島でダイビングしながら仕事をする」でした。
単純な私は日本でダイビングができるのは沖縄しかない?!
と思い(本州や九州の離島でもダイビングできると後から知りました)
早速インターネットで「沖縄県 保健婦採用」というキーワードで検索。
するといくつかの市町村の名前があいうえお順で出てきました。
一番最初に出てきた「A村」は沖縄本島から船で1時間ほどの離島。
現在保健婦1名募集中!!
そしてその文字の側には青くて美しい沖縄の海の写真がありました。
早速A村の役場に電話を掛けると
「今のところ応募者はいません。お名前とご連絡先を教えてください」
となかなかの好感触。
その後も役場の職員の方とやりとりを続け、
卒業してすぐの春に無事A村に就職することができました。
A村は人口約2000名、自然がとても美しく、
360度に広がる海・仕事帰りに山に登り水平線に沈む夕日、
昔ながらの赤瓦が残る町並み、
満天の星空…そして何より村中が家族のような温かさがありました。
念願のダイビングのライセンスも取得し、
陸上とは全く違う世界の魅力も覗くことができました。
さらに素晴らしいことに、
A村で将来の旦那様になる方とも出会いがあったのです。
A村に住んで2年目が過ぎようとしたとき、
プライベートの充実とは裏腹、
仕事では行き詰まりを感じていました。
大学卒業後すぐ就職した私では対応できない問題が山積み…
人的資源が少ないこの村では、私に科せられる責任も重大で、
ただ「楽しみたい」「地域に密着した場所」というだけで
自分の経験不足も考えず来てしまったことを後悔し始めました。
何よりこんな私でも頼りにしてくれる村の方々に申し訳ない、
という気持ちが強くなりつつありました。
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