ゴールデンウィークの中日、5月3日（月）鳩間島のコミュニティーセンター前広場で第13回鳩間島音楽祭が開催された。
前日は天候が悪く、当日船がでるかどうか？と心配されたがなんとか天気も持ち直して、人口58人の静かな島にぞくぞ
くと人びとが集まった。
鳩間島民俗芸能保存会による伝統民謡「ウラフニジラマ」で幕が開け、舞台では大城孝夫さんによる「繁盛節」や川満町長による「デンサー節」。優しい歌声の多田周子さんによる「童謡」や、松浦千里さんによるしっとりとした
ボサノバ、にぎやかなサンバーチームなどなどバラエティーに富んだジャンルのステージに観客はうっとりと聞き惚れた
り、一緒におどりだしたりと熱く盛り上がった。途中大雨により、少しの間中断されたが最後は鳩間オールスターズがテントの中から演奏し「鳩間の港」で客席とステージが一体となって踊り雨雲を吹き飛ばしてフィナーレを迎えた。
島の人々による手作りのこのイベントは港ターミナルでの見送りライブもお楽しみの一つ。
港では島の人々により最後の船が出るまで見送りの歌と踊りでにぎわいを見せていた。