第6回竹富町婦人芸能大会(主催:竹富婦人連合会)が6日石垣市民会館大ホールにて開催され、竹富町内11地域の
婦人たちが、伝統芸能やエイサー歌劇などを披露した。午後2時からと午後7時からの2回の公演に多くの観客があつまり
各地域の女性たちの熱い演技に観客からは大きな拍手や歓声が送られて会場は大いに盛り上がった。
第一部のオープニングは竹富町婦人連合会や、婦人会の練習風景など映像で紹介された。
その後、舞台の清めのため黒島婦人会の「獅子舞」が軽快に舞った。座開きは祖納婦人会の「祖納嶽節」、大原婦人会はサーサー節で知られている「世果報節」、波照間婦人会は創作舞踊「崎山節」、竹富ぶなる会の「竹富ガンギ」で
はカリユシカリユシの掛け声がかけられた。
一部の最後は、入植55年になる豊原婦人会による勇壮なエイサー「南風見太鼓」で締めくくられた。
第2部は上原婦人会の「上原ぬ島節」また馴染のある「デンサー節」では、会場から一緒に口ずさむ声が聞かれた。
白浜婦人会は歌劇「馬山川“バジャンガー”」滑稽な演技に会場は爆笑の渦で包まれた。
大富婦人会は「まへらつ」、小浜婦人会はきらびやかな紅型衣装で結願祭の奉納踊りの「かしかき」を披露。
干立婦人会は地域にある夫婦岩を歌ったといわれる「トゥバイラーマ」、黒島婦人会は島を代表する民謡「黒島口節」を
軽快に踊り拍手を誘った。
フィナーレは全11婦人会が「イイヤル節」に合わせて各地の特産品を紹介して華やかに舞台の幕を閉じた。
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