今年は例年以上の応募者が出て、大いに盛り上がった第34回八重山古典民謡コンクール。その多数の応募者の中から見事に合格を果たした118名による演奏発表会が市民会館大ホールで行われた。合格者は奨励普及賞22人をはじめ新人賞50人、優秀賞36人、最優秀賞10人。会場は、一目見ようと駆け付けた聴衆らで大賑わい。
舞台は、合格者全員による「鷲ぬ鳥節」で開幕。緊張しながらも熱唱する合格者の斉唄や独唱に、会場は拍手喝采。奨励普及賞の小中学生らによる「繁昌節」「とぅまた節」斉唱。新人賞合格者らによる「千鳥節」「夜雨節」「安里屋節」独唱。優秀賞合格者らによる「古見ぬ浦節」「大浦越路節」「小浜節」独唱。そして最優秀賞合格者らの独唱「崎山節」「仲筋ぬぬべーま節」「しょんかねー節」「月ぬまぴろーま節」では、ひときわ大きな拍手が湧いた。終演まで、大勢の聴衆の拍手喝采で、合格者らの華やかな舞台の幕が閉じた。
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