第16回黒島牛まつり


人口約200人牛約4000頭。
牛の数が人口の約20倍の島、黒島。

牛祭りはこの島で1年に一回だけ牛の数と人間の数がほぼ並ぶ日。

その日は近隣の島々や日本中から人が集まる。

イベントでは牛にちなんだ様々なゲームや八重山出身アーティストのライブ、牛の体重当てクイズ、ミニミニ動物園、郷土芸能ショーなどが行われる。

まつりの目玉はなんといっても牛1頭が当たる抽選会だ。

今年で16回目となる黒島牛祭り。 毎年この時期は天候が不安定になりがちだが、今年は昼過ぎ頃から晴れ間も見える比較的暖かい一日となった。

牛祭り実行委員会の宮良道子委員長は「牛まつりは島の青年を育てるまつり。今回も青年を中心に、地域の婦人会や公民館などが協力して準備を行ってきた。人口約200人の小さな島だが、一生懸命に作り上げてきたこのまつりをぜひ楽しんでいってください」とあいさつ。

会場の屋台コーナーでは、特に牛汁が大人気で常に行列が出来ていた。

昨年から始まったイベント「ジャンプdeラブロール」では男女がペアになり、2人で力を合わせて障害物の牧草ロールを乗り越えてゆくゲーム。仲むつまじい夫婦やカップルが出場するゲームともあって、司会はちょっと脱線気味?でした。

また、毎年恒例の「牛との綱引き」では、先月まで闘牛として活躍していた牛(体重900kg)が登場。結果はというと、例年通り牛の圧勝。

子供に人気の動物ふれあいコーナーでは、いつの間にか脱走したウサギが子供とともに走り周っていたりと、ほのぼのとした雰囲気でした。


夢の牛1頭抽選箱
太鼓が響き渡るエイサー
元気に焼く青年たち

豪快な牛のモモ肉丸焼き
ふれいあコーナーの子牛
絵画コンクールの作品は
全て牛の絵

まいふなの"ふがらっさ”は
いい曲でした
高校生による郷土芸能
ジャンプdeラブロール

綱引きに登場した牛
波照間島出身のアーティスト
後富底周二ライブ
毎年恒例、〆は島仲 久ライブ
でカチャーシー



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掲載日:2008年2月25日